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幻のMLP劇場版ストーリーを読み解く [新着情報]

皆様今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年はいよいよ2017年、待ちに待った劇場版MLPが公開される年になります。
あらすじや参加ゲストスターを除くとまだ詳しいストーリーや予告編などは発表されていないわけですが、ここで2014年の北朝鮮によるソニー・ピクチャーズへのハッキングの結果流出した幻の「MLPザムービー」の最初のストーリー案を見てみましょう。
Wikileaksのサイト内で関連メールを検索する事が出来ます。

その多くはソニーピクチャーズ重役とハズブロ側とのやりとりで、初稿の脚本そのものはリークされた中には入っていませんが、脚本を読んだ感想や質問のメールから内容をいろいろ推察する事が出来ます。
AmyPascal1.png

特にこの2014年3月24日付けのソニーピクチャーズ重役(当時)エイミー・パスカル氏が脚本について他の重役と雑感を共有している(というか、読んだけど全然わからないと文句を言っている)メールには情報が多く入っています。
以下、要点を書き出して見ましょう。

◎「最小の知識しかない私にとって世界観にアクセスするのはとても難しい。」

まあその通りですね。初見の方でも楽しめるようにするのが「映画版」の基本です。

◎「どうしてみんなは6頭のポニーと3頭のプリンセス(セレスティア、ケイデンス、ルナ)に敬意を表しに来るの?」

◎「ビアデッド(筆者注:スタースワール?)が言う別のアリコーンとは何の事?」

◎「映画じゃなくてTVエピソードを途中から見せられてるような感じ。」

◎「アリコーンの失われた都市?自然のエレメントをコントロールする3つの石、黒曜石?
ブラザー・コスモスの帰還?さっぱわりわからない。」

ブラザー・コスモスというのがこの草稿の悪役で、どうもセレスティアとルナ姉妹の親族のようです。
いきなり二次創作の小説みたいな展開ですね。 

◎「6頭のプリンセス? クリスタル・エンパイアとキャンテロット…
アリコーンて何なの、私はすっかり混乱した。」

多分脚本には基本設定のまとめが付いていたはずですが、全然読んでいないのでしょう。

◎「どうしてコスモスはポニー達をエクエストリアから追い出したいの?」

◎「コスモスはプリンセス達が彼にエクエストリアに留まれと命令したと思ってる?」

コスモスに関する記述が続きます。セレスティア・ルナ姉妹とコスモスとの確執がストーリーの軸だったのでしょうか。


◎「どうしてロングマは彼らに余分な果実をもたらす正しい扉を教えたの?」

Longmaとは中国語で龍馬、馬と竜の雑種である翼のある生き物です。中国風味の新キャラが出る予定だったのでしょうか。

◎「シャイニングアーマーって誰?全然わかんないんだけど。」

◎「この創作の競技がページ数食ってるんだけど。」

◎「どうして姉妹は急にコスモスに対抗する事にしたの?」

◎「Ignis Aquous とAerisって一体何者?」

ほんと、何者なんでしょうか。残念ながらほかに情報なし。


◎「サンゴ礁の砂は抜け出す方法を知っているのに自分達は出られない?」

◎「また別のプリンセス?」

◎「レアリティを除いてあまり個性を持ってるように思えないんだけど。」

◎「星が空から降って、人々がエクエストリアの事を伝説だと思っているところは好き。」

◎「そこに着いた後はアリコーンの助けを借りずに、プリンセス・ウォーターリリーは彼らをただ家に帰す。彼らはそれからやってくるの?」

◎「そしてレインボーの爆発。」

ウォーターリリーとはG2時代のMLPのトイのキャラですがその名前が新たなプリンセスの名前に流用されていたようです。


そして最後に今までの積み重ねを一気に台無しにするこの発言で締められています。

◎「ポニー達が現実世界に来るみたいな…スマーフみたいな話ならいいんじゃないかな」

スマーフと言うのは2011年のCGと実写の合成のファンタジー映画の事で、青い妖精のスマーフが現代のニューヨークで騒動を起こすというストーリー。
結局この重役さんの理想とするのはCGのポニーが人間世界に来て子供(実写)とからむような話でしたという訳で、萎えますねえ…

最後の発言はさておきソニーピクチャーズのこの重役はありえないぐらい想像力がなくて、書く文が誤字脱字だらけなのもあいまってものすごく頭の悪い人…に見えます。映画会社の重役と言うともっと1を聞いて10を知るような鋭さと、トレンドを先読みして尖ったアプローチが出来るような方を想像していましたが、この方は私のような素人には想像もつかない高所大所から物事を見ているようですね。
なお、この方はこの一連の2014年のハッキングでオバマ大統領に関して差別的発言をしていた事も露見し、この後職を退いているようです。

幸いこの後ハズブロは自前で映画製作会社「オールスパーク」を立ち上げ、MLP劇場版はソニーピクチャーズではなくライオンズゲートとパートナーを組んで配給することに決まり、この記事のストーリーはすべて没になって新たに書き直されたわけですが、子供向けファンタジー映画についてこんな古臭い考えで凝り固まっているソニーピクチャーズとさっさと手を切ってくれて良かったですね。

映画「マイリトルポニー・ザ・ムービー」は今年の10月6日全米公開予定です。

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コメント 2

おーたに

今小6の娘が小1の頃にグァム旅行で現地のおもちゃ屋さんでMLPのキャラにハマって以来、私自身も子供の頃ペガサスやユニコーン好きだった事もあってMLPは思い出す度に気になるお話です。
映画版も楽しみですね。
こちらのブログ、更新を楽しみにさせていただきますo(^-^)o
by おーたに (2017-01-08 02:52) 

Stinken

>おーたにさん
ご覧いただきありがとうございます。5年前からのファンとは、かなりの古株ですね。これからも親子で楽しんでください。
by Stinken (2017-01-12 15:03) 

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