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MLP劇場版最新情報 [新着情報]

今年10月公開の劇場版MLP「マイリトルポニー・ザ・ムービー」に新しい動きがありました。
今日未明に入って来た最新情報です。この作品にはすでに多くのハリウッド俳優がゲスト声優として名を連ねていますが、そこにゾーイ・サルダナさん(リブート版スタートレックのウフーラ役、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのガモーラ役)が加わりました。劇中での役名などはまだ不明です。

そして同時にmane6とスパイクのキャラクターイラストが入ったタイトルロゴも発表されました。去年7月にとても小さな画像で出ていたものと同じですが、高解像度での発表となりました。
MLPmovielogowithmane6andspike.png
その時お伝えしたように、トワイライトは正面からツノの根元が見える新デザイン。そしてMane6には耳のふちの線が描かれるなど全体にデティールアップされています。これが劇場版用にアップデートされたキャラデザインだとして、最高解像度の画像でさらに詳しく見てみましょう。
MLPmovieLogocloseup1.jpg
ポニーは全体に丸っこい顔になって笑い口の口角がかなり上に上がり、現在発売中のリニューアルされた型の植毛ドールに似ています。
主線は今まではいかにもベクターソフトで描かれた感じでしたが今回細くなりデリケートに線の強弱がついていてペン画風。白目と顔の境目にも輪郭線が入るようになりました。目に入るハイライトは白ベタから半透明なものになり、虹彩の部分に今までなかった「キラキラ」が追加。たてがみのハイライトもリアルなものになっています。スパイクの腕にウロコが描かれているのも目を引きます。
これらの改変は大スクリーンでの見栄えを考慮したものと思われますが、動画制作ソフトウェアがこれまでのFlash 8からToon Boom Harmonyに変わった事も関係しています。
主にWebでの簡易的アニメーションを制作するために開発されたツールである「Flash」はTVアニメーション、特にMLPのような高品質な番組に使用されることは珍しかったのですがその欠点を逆にキャラクターや背景の美術デザインの特徴として活かすことによってこれまでの6シーズンで成功を収めて来ました。(例えば、「トワイライトのツノの根元がどこの角度から見ても前髪に隠れている」というのは絵の二次元のウソですがそれが堂々と出来るのは抽象的要素があって細部を省略でき、デザイン的な逃げがたやすいFlashならではの手法ですね)
これらの要素は恐らくローレン・ファウストさんが最初に番組の基本を作った時から織り込まれていたものと推察されます。
それに対してToon Boom Harmonyはデジタルなペーパーレス環境でいわゆる「手描き」アニメーションを再現するために開発されたツールで、これまでディズニー作品をはじめ数々の実績があります。ただし、それを使用するからには今までTVシリーズの製作で作りためて来たキャラクターや小物などのアセット(資産)はすべてゼロからの作り直しをしなければならない訳です。
当然画づくりの方向性も抽象的・デザイン的からディズニー的なリアル方向に変わって来るわけで、今まで6シーズン分の積み重ねをどうやって受け継ぎながらこの美術的な方向転換をするか、大いに興味がある所です。
この春放送開始のTVシリーズシーズン7は果たしてFlash制作なのかToon Boom Harmony制作なのかは発表されていません。
さて、手描きアニメーション風味になったMLPはいったいどんな風になるのでしょうか。
現時点では動画がまだ公表されていませんので想像は難しいのですが、例えば本家MLPに先んじてToon Boom を使って製作された2次創作のこの作品「The Moon Rises」( Duo Cartoonist さん作)を見たら見当がつくかもしれません。

劇場版「マイリトルポニー・ザ・ムービー」は10月6日公開予定。