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シーズン4 エピソード12 [エピソード]

「ピンキー・プライド」日本語字幕。

S3E13「マジカル・ミステリー・キュア」以来のフルミュージカルエピソードです。ゲスト声優にパロディソングの大御所、”ウィアード”・アル・ヤンコビックさんを迎えた超大作エピ。
シーズン前半のhub一押しエピソードらしく、専用の番組宣伝CMも作られました。

ピンキーパイがレインボーダッシュの誕生日パーティーの準備をしている所に突然現れたさすらいのパーティーのプロ、チーズ・サンドイッチ。
ポニーヴィルの住民や親友までもが彼のとりこになってしまい、自信をなくしたピンキーパイのアイデンティティ崩壊の危機が迫ります。はたしてどうなってしまうのでしょうか。

各ミュージカルナンバーの作曲作詞は、脚本共同担当のエイミー・キーティング・ロジャースさんと作曲のダニエル・イングラムさんの手によるもので、安定したクオリティです。アル・ヤンコビックさんが歌うチーズサンドイッチのナンバーは、まるでヤンコビックさん自身が作曲したかのような仕上がりで、スタッフがよく研究していることがうかがえます。

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最初のミュージカルナンバーでダイアモンド・ティアラがまさかの歌声披露。声の出演と同じシャンタル・ストランドさんが歌っています。歌詞の内容は過去エピソード(S1E20「Call of the Cutie」)のキューティーマーク祝いのパーティー(cute-ceañera、キューツィニェーラ)の事を歌っており、今回たくさん入っている過去回とのつながりの一つです。

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「グーフ・オフ」対決のシーンの中でピンキーが歌うスペイン語の歌は、アメリカの子供のパーティーでよくやる、お菓子の入った紙のはりぼて「ピニャータ」を目隠しして棒で叩いて壊すゲームで、プレーヤーをはやすために歌われる歌です。メキシコ起源のゲームなんですね。

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ピンキーが自信をなくした後の歌「Pinkie's Lament」のシークエンスに繰り返し出てくるのはMane6色(紫・空色・白・黄色・オレンジ・ピンク)の虹色のモチーフ。この話はS4E08(レアリティ)、S4E10(レインボーダッシュ)に続くピンキーが「レインボー・キーアイテム」をゲットするお話なわけですが、それを視聴者の意識下に印象づけていくうまい前フリと言えるでしょう。

そして過去のパーティーの写真を見て自信を取り戻していくシーン。
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最初の写真は実家のロック・ファームで最初に開いたパーティー (S1E23「The Cutie Mark Chronicles」)より。
なお、写真に「The Cutie Mark Chronicles」の劇中には出てこなかったピンキーの第三の姉妹が写っていますが、これは小説「My Little Pony: Pinkie Pie and the Rockin' Ponypalooza Party!」で、マーブル・パイとライムストーン・パイの他にもう一頭出てきた「ピンキーの姉」とつじつまを合わせるために本編側が歩み寄ったのでしょうか。
1palooza.jpg
ちなみにこちらが小説のそのページ。↑ピンキーが訪れた家族に挨拶するシーン。
ピンキー「ハイ、ママ!やあ父さん!マーブル、調子はどう?ライムストーン最近どう?あれ、・・・はどこ?」
イグニアス(父)「お前の姉さんはファームで留守番だ」
というやりとり。姉の名前は呼ばれません。

去年のhub公式Twitterで「シーズン4でピンキーの家族に会えるよ!」という内容の発言がありましたが、これが今回のこの写真のことなのか、それともまだピンキーの家族が出るエピソードがあるのかは不明です。

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次はトワイライトの歓迎パーティー(S1E01)、懐かしいですね。

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ガミーとピンキーだけで祝っているガミーの誕生日パーティーの写真が出てきますがこれは果たしてS1E25「Party of One」に出てきたパーティーと同じ時のでしょうかね。

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ケイデンスとシャイニングアーマーの結婚披露宴パーティー(S2E26「A Canterlot Wedding, Part 2)から2枚。
2枚目は本編そのままではなく、ピンキーがアコーディオンなどを演奏している場面になっています。

さて、今回の話はレインボーダッシュの誕生日の話でした。過去の例で、S2E18「A Friend in Deed」の中のピンキーのセリフ「私の誕生日はあと75日たたないと来ない」を、放送日の2月18日から計算して「ピンキーの誕生日は5月3日」とファンが分析しました。その後hub公式からその日がピンキーの誕生日とアナウンスされ正式化した経緯があります。
果して今回もレインボーダッシュの誕生日がエピソード放送日と同じ「2月1日」に決まるのでしょうか。


今回のエピソードの特徴は、完成度の高さもさることながら過去話とのつながりが盛りだくさんだったこと。シーズン1からのファンをニヤリとさせるネタも満載でした。

まず冒頭のシーン。
Party_in_Appleloosa.jpg
S1E21「Over a Barrel」に出てきた西部の街アップルーサが再登場し、街の住民のキャラクターとバッファロー達が遠望できます。その後も仲良くやっているようですね。
アップルジャックのいとこ、ブレイバーンそしてバッファローの中にはレインボーダッシュと張り合ったリトル・ストロングハートも見えます。

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そしてポニーヴィルのシーンではS2E18「A Friend in Deed」以来の出演になるクランキー・ドゥードルの恋人マチルダが。

キャラクターだけでなく過去の回でピンキーが使った小道具・大道具もいろいろ再登場して以前からのピンキーファンを楽しませてくれます。
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プレゼントボックスの仮装、そして今回のキーアイテム、ゴムのチキンの初出はS1E08「Dragonshy」より。↓
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村を出て行くピンキーの荷物。トロンボーンはS1E10「Swarm of the Century」で、↓
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ウエルカム・ワゴンはS2E18「A Friend in Deed」でクランキーの歓迎に使いましたね。↓
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このつけヒゲはS3E09「Spike at your service」でこだわっていたつけヒゲです。↓
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また、ファンサービスのネタとしては…
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ボンボン&ライラ
ボンボンの子馬時代はメガネをかけていて、現在のアップルブルームのクラスメイトのツイスト・ア・ルーにそっくりだったようです。ライラとはその頃から仲良しだった模様。


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コルゲート
ファン設定で歯医者さんという事になっているコルゲート(ミヌエット)。その子馬時代、歯の矯正具をつけているところがチラッと写ります。


今回冒頭のシーンが西部劇の街アップルーサだったせいか、西部劇映画のネタもいろいろ入っていました。
BGMが所々マカロニ・ウエスタン風なのはもちろんですが、チーズサンドイッチの灰色の帽子と白い模様の入ったポンチョは、1964年のマカロニウエスタン「荒野の用心棒」でのクリント・イーストウッドのコスチュームより。
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「荒野の用心棒」のパロは「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3」などにも出てくる定番ネタですね。

ピンキーがグーフ・オフ決闘の時刻に最初に指定する正午(ハイ・ヌーン)はもちろん1952年の映画「真昼の決闘」(原題 High Noon)より。トワイライトにもう午後3時だと指摘されて指定し直す2番めの時刻「3時10分」は1957年の映画「決断の3時10分」(原題 3:10 to Yuma)より。

そしてラストシーン、チーズサンドイッチが去った後ピンキーが「彼の名前も聞かなかったわ…」という締めのギャグのセリフは1973年の映画(これもイーストウッド主演)「荒野のストレンジャー」(原題 High Plains Drifter)のラストシーンより。
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(よく、「MLPはこんな濃いネタばかり仕込んでアメリカの子供がわかるのか?」と聞かれますが、答えは「全くわからない」です。お母さんお父さんもあんまりわからないかも。書いている脚本家は映画マニアばかりでしょうから自分たちが楽しむためにネタを入れているのでしょうね。)
というわけで、ピンキーは無事にレインボー・キーアイテムを手に入れ、自信と笑顔を取り戻すことが出来ました。めでたしめでたし。
S1E25「Party of One」の時は友達に嫌われたと誤解して自我が崩壊したピンカミーナ状態になってしまったピンキー。でも今回はS2E18「A Friend in Deed」の中の歌「Smile Song(Smile,Smile,Smile)」のシーンの一場面のように、落ち込んだ自分を自分自身で引っぱり上げることを実践し、ポジティブな自分を救うことに成功しました。
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トワイライトの羽のようにはっきりわかる違いはありませんが、やはり彼女も番組を通じて成長しているんですね。
すばらしいエピソードを見せてくれたスタッフと声優さん、ありがとうございました。

前のエピソード:S4E11「スリーズ・ア・クラウド」
次のエピソード:S4E13「シンプル・ウェイズ」
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